蹄病処置

 ビフォー

アフター

 今月の初めに削蹄が入ったのですが・・・。O牧場で4頭の肢痛の牛がいるとのことで処置をしました。

 これはそのうちの一頭。

ずいぶんと外蹄が高いので、ここに病変があるはずと思い切っていくと・・・。
2重蹄底になっていて蹄尖部に悪臭を放つ化膿した病変部が。

外蹄の蹄球部にPDDがわずかにあり、ここからスピロヘータが蹄角質を伝わり侵入、蹄尖知覚部まで到達したものと予想されますが、どうなんでしょう?

数年前までは、PDDは肢間部の皮膚や蹄球部分にのみの病巣形成だと思っていました。スピロヘータが強く攻撃的に進化したのでしょうか?最近やけにこういうのが多いなぁと思います。

第一号ついに誕生!!

このブログでも以前紹介したが、弊社期待の種雄牛であります美津国号改め「花美津国号」の記念すべき第一号産子が誕生しました。

(美津国という種雄牛の名前が既に存在することが判明、やむなく改名しました・・・汗っ)

とういうわけで、名前は少し変わりましたが能力は折り紙つきであることに変わりはありませんのでこれまで同様、よろしくお願いいたします。ペコリッ

母親である781番(りさ)は、花靖国と全兄弟で、「やすひら」のET産子となります。

血統は、「花美津国ー第1花国ー安福165-9-平茂勝」ということで、大きな期待をもってこの子を育てていきたいと思います。