12/23/2010

ふたご

2卵移植をしていた母牛が無事分娩した。

双子分娩はできれば分娩に立ち会い、介助や助産をしてあげたほうが分娩時の事故を防ぐ意味で好ましいと思う。

この牛の分娩も獣医師そして牛舎スタッフが朝から「分娩近し」とマークしていてよく観察をしてくれていた。

夕方の往診の前に分娩が始まったことからと牛舎スタッフが呼びに来た。
正常な胎位であることは報告を受けていたが、2頭めの胎位まではさすがに2頭めが娩出する直前まではわからない。

一頭目を娩出させた後、2頭めの足を探ったところ案の定後ろ足からだった。助産しなければ後の胎児は死産になっていた可能性が高かったと思う。双子分娩であれば、分娩誘起をしたほうが無難であろうが、通常、分娩予定日より早く分娩することが多い多胎妊娠では可能な限り長く子宮内で発育してもらいたいというのが心情であり、分娩誘起をするタイミングが難しいのも現実であろう。

子牛は♂♂で体重22~23kgといったところか。30㎏ちょっとぐらいほしいところではあるが・・・「双子は弱い」を払しょくできる母体の分娩前栄養管理を考えていかなければならないだろう。